槇塚台の投稿冊子が終刊 再発刊に向け協力者を募る

投稿者 記者・ 冨尾

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 「住民同士のコミュニティーに」と始まった槇塚台住民の自由投稿の本「らくがき」。15年4月に創刊し、エッセー・旅行記・写真・俳句など、毎回約15人の趣味や生きがいを紹介してきたが、4月発行の第12号で終刊とすることになった。発起人の佐々匠さん(槇塚台3丁)や吉岡志浩さん(同3丁)を始め、今まで投稿してきた地域の人々などが4月30日に一堂に会し、終刊を惜しんだ。

 投稿者はのべ258人、総配布数は1260部。印刷以外の編集・校正・製本など全て手作りで、事務局の佐々さんと吉岡さんらが担当してきた。また出来上がった冊子は、投稿者に配布するだけでなく、地域会館や近隣の喫茶店・医院・福祉施設などにも配布した。

 医院の待合室で冊子を手に取った人が記事を投稿したり、興味を持った人から問い合わせが来たり。寄稿依頼を受けた人は、自分の半生を文章にすることで人生を振り返ることができた、と。また文章に厳しい佐々さんに、原稿を赤ペンで直されて小学生に戻ったみたいだったと笑う人も。

 「地域のコミュニティーが広がったとの声が多くうれしい。投稿者も編集者も高齢になって終刊となったが、続けてほしいとの声が多く、いったん休刊として、ボランティアを募集したい」と佐々さん。編集などに興味のある人募集。072・294・1733(佐々さん)

記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年5月24日)時点のものです。

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