陶器山を守る会がナラ枯れ防ぐ

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「ナラ枯れ」に効果 タオルやビニール巻く

陶器山の自然保護活動を行っている「あまの街道と陶器山の自然を守る会」による「ナラ枯れ」対策が、成果をあげた。

「ナラ枯れ」とはナラ類などの感染症で、体長5ミリのカシノナガキクイムシが木に穴を開けて病原菌を媒介し、集団で枯れ死させる現象だ。全国規模で被害が広がっていたが、14年に陶器山でも被害が確認された。陶器山は樹木の8割がコナラで、ナラ枯れが広がると景観が一変してしまう。

陶器山の一大ピンチに同会が立ち上がった。木の根元にバスタオルとビニールを巻き、感染の原因虫を封じ込める作戦に。殺虫剤を使わないので生態系に影響を与えず、かつ、低予算で出来る対策だ。バスタオルの寄付を募り、16年10月から17年5月にかけて、週2~3回、約2千本の木に対策を施した。

対策を施しても通常3~5割程度は枯れてしまうが、陶器山での枯れ死率は1割5分程度と良好な結果に。今年でナラ枯れ対策の一定の目安とされる5年を迎えたため、木に施されたバスタオルとビニールは11月頃から順次外していく予定だが、同会では今後も注視を続けていく。

会員を募る

現在、共に活動する会員を募集中。毎週土曜日9時から天野公園に集合。鳥の観察や植物の保護活動、下草刈りなど陶器山の自然保護活動全般を行う。「気負わず、できる時に参加してもらえれば」と。

問い合わせは、森山さん090・3274・0410