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3周年に
4月21日、赤坂台近隣センターで「赤坂にぎわい朝市」の「3周年記念・春の里山まつり」が開かれた。
高齢化が進み、一人暮らしのお年寄りが増え、またスーパーも閉店して買い物難民が増えた同地域。何とか地域を元気にしたいと住民有志が立ち上がり、16年に「赤坂朝市クラブ」を結成した。以来、毎月第3日曜に、大森や別所、檜尾などの近隣農家が新鮮な旬の野菜を販売している。また最近では、同クラブの菜園でメンバーが育てた野菜も販売するようになった。
毎月この日を楽しみにしている住民も多く、野菜でいっぱいになった袋を両手に下げて帰る人が多く見られた。タケノコを目当てに来た人が店先でゆで方を聞いたり、ワラビやコゴミを買った人がメンバーから調理法を教えてもらったり。また同クラブボランティアが賄う青空喫茶も好評で、買い物を済ませた人々がコーヒー片手に談笑する姿が見られた。
総会では住民に住み良いまちづくりを呼びかけ、地域全体の活性化をめざす。「朝市を通して住民が元気になるように、無理のない範囲で続けていきたい」と代表の荒崎博さん。
毎月第3日曜9時〜12時、野菜・果物・豆腐・花など販売。臨時出店者・ボランティア・クラブの菜園の耕作者募集。荒崎さん072・297・7491