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天野山金剛寺で4月16日9時半、「おそうじの会」を開催する。平成の大修理を終えて美しくよみがえった金堂や重要文化財を身近に感じながら、掃き掃除・拭き掃除のボランティア。蕎麦とかやくご飯の振る舞いも。食後は、堀智真さん(同寺座主)の講話「とらわれずに生きる」、武田数宏さん(修養団伊勢青少年研修センター所長)の講話「あたりまえにありがとう」も。雑巾1枚持参。申し込み不要、直接会場へ。駐車場には限りがあるのでバスなどで来場を。
この取り組みは、雑巾1枚でできるボランティアとして根強い人気がある。普段は入れない「南朝ゆかりのすごい部屋」を掃除したり、水子地蔵の前掛けを交換したりと貴重な経験ができる。「功徳を積んだような爽快な気持ちになれた」という声も多い。
発起人である麺坊万作社長・中野克也さんにとって、同寺は結婚式を挙げた思い出深い場所だ。しかし、当時は寺も荒れていて、廊下を歩くと砂でザラザラしていた。「せめて年に1回でもきれいに、という思いで始めた。掃除をきっかけに、金剛寺を身近に感じてもらえれば」。アミューズ0721・62・3572
記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年3月25日)時点のものです。